ホームページをカード型に改善|AI活用で実現した方法(2025/10/11)

AIからの提案を実行に移す日

少し前、AIと今後のホームページ運営について話していたときに、こんな提案を受けていた。

「トップページに、ブログやノウハウ集への入口となるカードを設置してはどうでしょうか」

確かに、今のトップページはシンプルすぎて、訪問者がどこに何があるのか分かりにくい。ブログを読みたい人も、ノウハウを探している人も、迷ってしまうかもしれない。

その提案が頭に残っていて、今日ようやく実行に移すことにした。

「ホームページからブログやノウハウ集に飛ぶためのカードを作って欲しい」

そうAIに伝えると、すぐに対応してくれた。

まずはテーマの確認から

AIがまず確認してきたのは、「どんな要素をカードに表示したいか」ということだった。

私は「カテゴリ」を入れたいと答えた。訪問者が一目で「ここはブログだ」「ここはノウハウ集だ」と分かるようにしたかった。

次に聞かれたのは、使っているWordPressのテーマ名。正直、自分でも把握していなかったので、AIに教えてもらいながら管理画面の「外観 → テーマ」で確認すると「Twenty Twenty-Five」だった。

ここまで確認できたところで、AIは具体的なHTMLとCSSのコードを提示してくれた。

トップページ用のカードデザイン

AIが出してくれたコードは、トップページ専用のカードデザインだった。

画像、タイトル、説明文がセットになっていて、各カードがそれぞれのページへのリンクになっている。スマホでは1列、PCでは複数列に自動で並ぶレスポンシブ対応も組み込まれていた。

カードは白地にシンプルな影がついていて、マウスを乗せると少し浮き上がるような動きがある。Twenty Twenty-Fiveのフラットなデザインにも自然に馴染みそうだ。

「どこに貼ればいいのか」という疑問

コードを見ながら、ふと疑問が浮かんだ。

「このコードを今のホームページのどこにでもよいので、貼ればよいのか?今までの記載はそのままでよいのか?」

私は既存の内容を壊してしまうのではないかと心配だった。

AIは丁寧に答えてくれた。このカードレイアウトは既存の内容を壊さずに「追加」できる形になっているとのこと。WordPressの「カスタムHTMLブロック」に貼り付ければ、今ある内容はそのまま残せる。

安心して進められそうだ。

「診断士らしい知的な印象」を目指す

ここでさらに要望を伝えた。

「診断士らしい知的な印象にしたい。カードにアイコンを追加して、マウスホバーでタイトル色を変えて欲しい」

AIは、Font Awesomeというアイコンライブラリを使ったコードを提示してくれた。ペンのアイコン、電球のアイコン、黒板のアイコン。それぞれのカードに意味を持たせるデザインだ。

ホバー時にタイトルがブルー系に変わる仕様も組み込まれていて、「知的で落ち着いた印象」という要望にぴったりだった。

コードの構造を少し理解する

AIが出してくれたコードを眺めていると、いくつかのパターンが見えてきた。

まず、<style>タグの中にデザインの設定が書かれている。カードの幅、余白、影の付け方、ホバー時の動きなど。ここを変えれば見た目を調整できる。

次に、<div class="card-container">という部分。これがカード全体を囲む枠のようなものらしい。

そして、個別のカードは<a href="..." class="info-card">で囲まれていて、その中に<i>(アイコン)、<h3>(タイトル)、<p>(説明文)が入っている。

完全に理解できたわけではないが、「どこを変えれば何が変わるか」が少しずつ見えてきた。

実装の流れを確認する

AIに教えてもらった実装の流れは、次のようなものだった。

  1. WordPressの管理画面で「固定ページ」のトップページを開く
  2. 「+ボタン → カスタムHTMLブロック」を追加
  3. 提示されたコードをそのまま貼り付ける
  4. リンク先のURLを実際のものに変更する
  5. 「更新」ボタンを押して保存
  6. 実際のページを開いて表示を確認する

この流れなら、私でもできそうだ。

重要なのは、「いきなり全部変えない」ということ。まずはトップページで試してみて、問題がなければ他のページにも展開していく。そうすれば、失敗しても元に戻せる。

レスポンシブ対応の重要性

AIが提示してくれたコードには、「レスポンシブ対応」が最初から組み込まれていた。

スマホで見たときに崩れない。PCで見たときには横に複数並ぶ。この調整を自分でやろうとしたら、かなり苦労しただろう。

Twenty Twenty-Fiveというテーマに合わせた調整もされていて、余白感やフォントの雰囲気が自然に馴染むようになっている。

こういう細かい配慮が、AIと一緒に作業する利点だと感じた。

カスタマイズの余地を残す

今回作ったカードデザインは、あくまで「ベース」だ。

実際に使ってみて、「もう少し影を濃くしたい」「色を変えたい」「アイコンを別のものにしたい」といった要望が出てくるかもしれない。

その時は、またAIに相談すればいい。コードのどこを変えればいいのか教えてもらえるし、場合によっては修正版のコードを出してもらえる。

完璧を目指すのではなく、「ちょっとずつ良くする」。それが、この実験プロジェクトの進め方だ。

次の一歩は「実装して確認すること」

今回AIと一緒に作ったのは、あくまで「コード」であって、実際にサイトに反映させるのはこれからだ。

貼り付けて、表示を確認して、おかしなところがあれば修正する。その繰り返しで、少しずつサイトは良くなっていくはずだ。

デザインの知識がなくても、コーディングの経験がなくても、AIと対話しながら進めれば形にできる。それを改めて実感した一日だった。

今日もまた一歩、前に進めた気がする。

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