裏記事:実験計画書① – SNS連携によるHP流入効果の測定実験
実験診断士の考え
最近、HPにどのSNSから人が流入してくるかをちゃんと確認したいと思っていた。今はFacebookしか連携していないが、XやInstagram、LinkedInも含めて、どのSNSが実際に効果があるかを把握したい。
さらに、毎日のアクセスデータをAIに解析してもらえば、数字の整理や比較、改善提案まで効率的にできるのではないかと考えた。ただ、自分で全部見るのは大変なので、AIに頼る方法も取り入れたい。
AIとのやり取り
1. 実験期間の決め方
実験診断士:「実験期間は2週間くらいでいいと思うけど、毎日投稿できない日もあるから、少し余裕を持たせたい」
AI:「期間ではなく、SNS発信回数を基準にする方法はどうですか?例えば投稿を最低10回行ったら一区切りにして、その後3〜5日間追加でデータを取ることで余韻も評価できます」
実験診断士:「それいいね。これなら期間に縛られず、実際の投稿活動に合わせて柔軟に実験できる」
採用:SNS発信10回+余韻観測で期間を決める方式にする
2. データの取得方法
実験診断士:「Google AnalyticsのデータをどうAIに渡せばいいかな?」
AI:「CSVで出力すると網羅的に解析できます。毎日の『トラフィック獲得』レポートをCSVで取得すれば、SNS別流入、滞在時間、直帰率、コンバージョンなどを全部分析可能です」
実験診断士:「なるほど、CSVにする方が作業も標準化できるし、AIの分析もしやすいね」
採用:毎日のトラフィック獲得CSVをAIに渡して解析する
3. SNS別流入の確認
実験診断士:「トラフィック獲得だけだと、SNS別の詳細がハッキリわからない気がする」
AI:「補助的に『参照元/メディア』ディメンションに切り替えたレポートを作れば、facebook.comやinstagram.comなど個別のSNS流入が明確になります。CSVも出力可能です」
実験診断士:「なるほど、標準レポートで毎日取るものとは別に、SNS別レポートも作るのね」
採用:毎日取得する標準データは「トラフィック獲得」レポートに固定、SNS別詳細は補助レポートとして作成
4. AI解析の具体的な活用
実験診断士:「AIには具体的にどこまで解析してもらえるかな?」
AI:「CSVを渡せば、SNSごとの流入数、滞在時間、直帰率、コンバージョン数を日次で比較できます。グラフ化や改善ポイントの提案まで可能です」
実験診断士:「なるほど、数字だけでなく、傾向や改善点も教えてくれるのは助かる」
採用:AIに解析させる範囲を「SNS別の訪問数、滞在時間、直帰率、コンバージョン、傾向のグラフ化、改善提案」までに設定
5. 実験全体の流れ(図解イメージ)
図:SNS投稿からAI解析、余韻観測までの実験フロー
ステップ | 内容 |
---|---|
1 | SNS投稿準備(Facebook+他SNS、リンクに識別タグ付与) |
2 | 投稿ルール(1日1回を目安、最低10回で一区切り) |
3 | データ取得(トラフィック獲得CSV+SNS別補助レポート) |
4 | AIによる解析(日次推移、SNS間比較、改善提案) |
5 | 余韻観測(投稿10回終了後3〜5日間データ取得) |
6 | 結果まとめ(途中経過はブログで報告、最終報告書でグラフ・表整理) |
実験診断士の判断ポイント
- 期間より投稿回数基準にすることで柔軟性を確保
- CSVによるAI解析で作業の効率化と標準化
- SNS別補助レポートで詳細な流入データも確認
- 途中経過と最終報告を分けることで、実験の透明性と再現性を高める
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