実験計画書① – SNS連携によるHP流入効果の測定実験
皆さん、こんにちは、実験診断士です。
今回は、私のHPとSNSの連携による流入効果を測定するための実験を始めます。
この実験は、HPにどのSNSからどれくらい人が来るかを明確にし、中小企業がSNS活用の参考にできることを目的としています。
さらに、Google AnalyticsのCSVデータをAIで解析することで、分析作業の効率化と標準化も行います。
実験計画書①
タイトル
SNS連携によるHP流入効果の測定実験
目的・意義
- HPと複数のSNS(Facebook、X、Instagram、LinkedIn など)をつなげて、どのSNSがHPへの訪問に効果的かを測定する
- 中小企業が「どのSNSに力を入れるべきか」を判断する参考にする
- AIを使ってGoogle Analyticsのデータを網羅的に解析し、分析作業を効率化・標準化する
- 実験結果を公開することで、同じ状況の中小企業がすぐに応用できるノウハウとして提供する
背景
- 現在はFacebookのみHPと連携している
- 他のSNSも試すことで、それぞれの特徴や効果の違いが見えてくる可能性がある
- AIを活用することで、アクセス数や滞在時間、直帰率、コンバージョンなどの分析を自動化し、より効率的に実験を進められる
研究の重要性
- 中小企業は宣伝にかけられるお金や時間が限られている
- 効果の高いSNSを把握することで、限られたリソースを効率的に活用できる
- 投稿の効果やアクセス傾向を実データで示すことで、他の事業者が参考にしやすくなる
実験方法
- SNSの準備
- Facebookに加え、X、Instagram、LinkedInとHPを連携
- 投稿には必ずHPのリンクを貼る
- 投稿のルール
- 1日1回の投稿を目安(毎日でなくてもOK、週3〜4回でも可)
- 投稿リンクにはSNSごとの識別タグを付与(例:
?from=facebook
) - SNS発信は最低10回行うことを一区切りとする
- データ収集と標準化
- Google Analyticsの「トラフィック獲得」レポートからCSVを出力
- SNS別の流入を把握するため、参照元/メディア(
facebook.com / referral
など)で確認できるレポートも作成 - CSVをAIに渡して、訪問数、平均滞在時間、直帰率、コンバージョン数を分析
- データ取得は毎日でも、2〜3日に1回でも可
- 余韻観測
- 投稿10回終了後、3〜5日間追加でデータを取得
- 投稿の効果が持続するかどうかを評価対象とする
評価方法
- 数値による評価
- SNS別訪問者数
- 平均滞在時間
- ページ/セッション数
- 直帰率
- コンバージョン数(問い合わせや資料ダウンロードなど)
- 質による評価
- SNS別ユーザー属性(地域、年齢、デバイスなど)
- 投稿に対する反応(いいね、シェア、コメント)
- AIによる解析
- CSVを渡すことで、日次の推移やSNS間の比較を自動分析
- グラフ化や改善提案もAIが作成
結果のまとめ方
- 途中経過
- 毎日でなく「2〜3日に1回」ブログで報告
- 最終報告
- 投稿10回+余韻観測期間のデータをグラフや表で整理
- SNSごとの効果を比較し、どのSNSがHP流入に有効かを明確化
- 中小企業でも応用できる形で知見をまとめる
※裏記事の詳細はこちら:裏記事を見る
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