実験計画書① – SNS連携によるHP流入効果の測定実験(2025/9/1)

実験計画書① – SNS連携によるHP流入効果の測定実験

皆さん、こんにちは、実験診断士です。

今回は、私のHPとSNSの連携による流入効果を測定するための実験を始めます。
この実験は、HPにどのSNSからどれくらい人が来るかを明確にし、中小企業がSNS活用の参考にできることを目的としています。
さらに、Google AnalyticsのCSVデータをAIで解析することで、分析作業の効率化と標準化も行います。


実験計画書①

タイトル

SNS連携によるHP流入効果の測定実験

目的・意義

  • HPと複数のSNS(Facebook、X、Instagram、LinkedIn など)をつなげて、どのSNSがHPへの訪問に効果的かを測定する
  • 中小企業が「どのSNSに力を入れるべきか」を判断する参考にする
  • AIを使ってGoogle Analyticsのデータを網羅的に解析し、分析作業を効率化・標準化する
  • 実験結果を公開することで、同じ状況の中小企業がすぐに応用できるノウハウとして提供する

背景

  • 現在はFacebookのみHPと連携している
  • 他のSNSも試すことで、それぞれの特徴や効果の違いが見えてくる可能性がある
  • AIを活用することで、アクセス数や滞在時間、直帰率、コンバージョンなどの分析を自動化し、より効率的に実験を進められる

研究の重要性

  • 中小企業は宣伝にかけられるお金や時間が限られている
  • 効果の高いSNSを把握することで、限られたリソースを効率的に活用できる
  • 投稿の効果やアクセス傾向を実データで示すことで、他の事業者が参考にしやすくなる

実験方法

  1. SNSの準備
    • Facebookに加え、X、Instagram、LinkedInとHPを連携
    • 投稿には必ずHPのリンクを貼る
  2. 投稿のルール
    • 1日1回の投稿を目安(毎日でなくてもOK、週3〜4回でも可)
    • 投稿リンクにはSNSごとの識別タグを付与(例:?from=facebook
    • SNS発信は最低10回行うことを一区切りとする
  3. データ収集と標準化
    • Google Analyticsの「トラフィック獲得」レポートからCSVを出力
    • SNS別の流入を把握するため、参照元/メディア(facebook.com / referralなど)で確認できるレポートも作成
    • CSVをAIに渡して、訪問数、平均滞在時間、直帰率、コンバージョン数を分析
    • データ取得は毎日でも、2〜3日に1回でも可
  4. 余韻観測
    • 投稿10回終了後、3〜5日間追加でデータを取得
    • 投稿の効果が持続するかどうかを評価対象とする

評価方法

  • 数値による評価
    • SNS別訪問者数
    • 平均滞在時間
    • ページ/セッション数
    • 直帰率
    • コンバージョン数(問い合わせや資料ダウンロードなど)
  • 質による評価
    • SNS別ユーザー属性(地域、年齢、デバイスなど)
    • 投稿に対する反応(いいね、シェア、コメント)
  • AIによる解析
    • CSVを渡すことで、日次の推移やSNS間の比較を自動分析
    • グラフ化や改善提案もAIが作成

結果のまとめ方

  • 途中経過
    • 毎日でなく「2〜3日に1回」ブログで報告
  • 最終報告
    • 投稿10回+余韻観測期間のデータをグラフや表で整理
    • SNSごとの効果を比較し、どのSNSがHP流入に有効かを明確化
    • 中小企業でも応用できる形で知見をまとめる

※裏記事の詳細はこちら:裏記事を見る

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