Google Analytics導入して最初に行ったこと
サイトを立ち上げてから1週間ほど。
今日は初めて、Google Analytics(GA4)を使って自分のサイトのデータを確認してみました。
「アクセスが少ないと、分析しても意味がないのでは?」
そんな不安を持っていたのですが、実際に触ってみると少ないアクセスだからこそ見るべき指標があることに気づきました。
少ないアクセス数でも分析できる2つの指標
AIに提案してもらい、今回チェックした指標は次の2つです。
1. ページとスクリーン
どのページが見られたかを判断する基本的な指標。
アクセスが少なくても、**「どのページに興味を持たれているか」**がわかります。
2. イベント
ユーザーがページ上で起こした行動(スクロール・クリックなど)。
アクセスが少なくても、**「どんな行動が起きたか」**を把握できます。
この2つを組み合わせれば、データ量が少なくても改善につながるヒントを得られます。
実際にデータを見て気づいたこと
CSVでデータを出してみたところ、数字は本当に小さなものでした。
たとえば——
- ページビュー:数件
- イベント数:数回
- 訪問時間:数秒〜十数秒
「これでは分析と呼べないのでは?」と思いながらも、
**「ページビュー」「滞在時間」「スクロール量」**など、ユーザー行動の流れを一つずつ追えたこと自体が大きな収穫でした。
少ない数字でも、
- どのページから読まれたのか
- すぐ離脱されたのか
- 下までスクロールされたのか
といった情報は、次に何を改善すべきかを教えてくれます。
少ないアクセスだからこそ、最初の一歩が価値になる
「データが増えてきたら分析しよう」ではなく、
アクセスが少ない今だからこそ取れる“成長の軌跡”があると感じました。
Google Analyticsは、アクセス数がゼロに近くても、
「ユーザーがサイトとどう向き合っているか」を教えてくれる重要なツールです。
小さな変化を丁寧に拾いながら、サイト改善を重ねていきます。
HP改善実験イメージ
ページとスクリーン+イベントで何がわかるのか
1. 記事ごとの読まれ方の違いがわかる
- よく読まれるページ
- すぐ離脱されるページ
- 入口になっているページ
「どの記事に価値があるのか?」を、少ない数値でも判断できます。
2. ユーザーの行動パターンが見えてくる
イベントデータ(スクロール、クリックなど)を確認すると、
**「どこまで読まれたか」「何に興味を持ったか」**といった行動の流れが把握できます。
3. 改善すべきポイントが具体化する
滞在時間が短い、スクロールが浅いといったデータは、
- 記事構成
- 導線
- 見出しの配置
- 冒頭のつかみ
など、改善アイデアにつながります。
4. 少ないデータでも“傾向”がつかめる
アクセス数が少なくても、
質の高い行動が起きているかどうかは判断可能です。
むしろ初期段階だからこそ「読まれる記事」と「読まれない記事」がはっきり見えることもあります。
今日の成果:GA4で“ひとつの評価方法”を確立できたこと
今回試した「ページとスクリーン+イベント」を組み合わせた方法は、
データが少ない時期でも役に立つ実用的な分析手法だと感じました。
この方法を繰り返していけば、
- 初期段階から改善ポイントを見つける
- 記事の方向性を定める
- 小さな変化から仮説を立てる
など、サイト運営の質を高める判断ができそうです。
※解説記事の詳細はこちら:解説記事を見る
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