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  • 【裏記事】固定ページ「実験ノート」を作る──カテゴリー整理の舞台裏

    今日の出発点

    2025年10月22日、実験診断士は一つの課題に直面していた。

    これまでAIと一緒にホームページを作りながら、いくつものブログ記事を書いてきた。しかし、記事が増えるにつれて「どこに何があるのか分かりにくい」という問題が浮上してきたのだ。

    そこで実験診断士は、前日に書いた記事(https://jikken-shindanshi.com/?p=585)で宣言したように、「固定ページ『実験ノート』を作り、そこに投稿記事のリストを作って、リンクで飛べるようにしたい」と考えた。

    ただ、具体的にどう進めればいいのか分からない。

    そこで、いつものようにAIに相談することにした。


    第1ラウンド:どういう順番で作業すればいい?

    実験診断士:
    「今日は2025/10/22。https://jikken-shindanshi.com/?p=585 に書いたように、今日は固定ページ『実験ノート』を作り、そこに投稿記事のリストを作って、リンクで飛べるようにしたい。どういう順番で作業をすればよいか教えて」

    AI:
    「なるほど、今日は『固定ページ《実験ノート》』を作り、そこにブログ投稿(=表記事)の一覧を載せて、各記事にリンクで飛べるようにしたいのですね。では、WordPressで行う手順を、初心者にも分かるように順を追って説明します」

    AIは、作業の全体像を4つのステップに分けて示してくれた。

    1. 固定ページ「実験ノート」を新規作成する
    2. 投稿記事の一覧を表示するための方法を選ぶ
    3. 一覧のデザインやリンク形式を整える
    4. メニューに「実験ノート」を追加して公開する

    そして、記事一覧を作る方法には2通りあると説明してくれた。

    方法A:手動でリンクを貼る方法(簡単)
    各投稿記事のURLをコピーして、HTMLで手書きする。シンプルで、並び順を自由に変更できる。

    方法B:自動で一覧を生成する方法(少し高度)
    WordPressの「最新の投稿」ブロックを使って、自動的に記事一覧を表示する。新しい記事を追加しても自動的に反映される。

    AIは、手動リスト用のHTMLテンプレートも示してくれた。

    html

    <h2>実験記録一覧</h2>
    <ul>
      <li><a href="https://jikken-shindanshi.com/?p=585" target="_blank" rel="noopener">固定ページ「実験ノート」を作りたい</a>(2025/10/22)</li>
      <li><a href="https://jikken-shindanshi.com/?p=559" target="_blank" rel="noopener">AIと考える:HPデザイン改善の第一歩</a>(2025/10/18)</li>
    </ul>

    実験診断士は、このテンプレートを見て「なるほど、こういうふうに書けばいいのか」と理解した。

    でも、ここで一つの疑問が浮かんだ。


    第2ラウンド:単なるリストではなく、分類したい

    実験診断士:
    「これまでの投稿記事を内容に応じて分類して、それぞれの分類ごとにまとめることを考えているが、この考え方でよいか」

    実験診断士は、単に時系列で記事を並べるだけでは読者が目的の記事を見つけにくいと感じていた。内容ごとに分類して整理したほうが、読みやすく、後から振り返るときにも便利だと思ったのだ。

    AI:
    「はい、その考え方はとても良いです。むしろ理想的です。『実験ノート』は単なる記事一覧ではなく、**あなたのHP運営実験を”体系的に記録・整理する場”**として使うと価値が一気に高まります」

    AIは、なぜ分類してまとめるのが良いのか、3つの理由を挙げてくれた。

    理由1:読者が目的の記事を見つけやすくなる
    実験ノートを訪れる人は、「HPをどう作っていったのか知りたい」「AIとのやり取りのコツを学びたい」「SEOの考え方を参考にしたい」など、関心の切り口が違う。分類しておくことで、読み手が自分に関係ある記事をすぐ見つけられる。

    理由2:SEOにも効果がある
    検索エンジンは「関連する記事同士のつながり」を重視する。分類を明確にして内部リンクを整備すると、Googleにテーマ構造が伝わりやすくなり、各カテゴリページが”専門テーマのハブ”として評価される。

    理由3:自分自身が進捗を整理できる
    実験の過程を時系列ではなく「テーマ別」に並べることで、どんな課題をどう解決してきたか、どんな実験がまだ未完かを俯瞰できる。これは、後で報告書やセミナー資料にまとめる際にも非常に役立つ。

    そして、AIは具体的な分類例を提示してくれた。

    • 🏗️ HP制作実験:WordPressテーマ・固定ページ・構成・デザイン改善など
    • 🧠 AI活用と記事づくり:AIとのやり取りで記事を作る過程・表記事と裏記事の工夫
    • 📈 SEO・分析・効果測定:検索対策、Google Analytics導入、キーフレーズ設計など
    • 📣 SNS連携と発信実験:Facebook・X・Instagram・LinkedIn投稿の作成と効果
    • 💡 運営の気づき・考察:実験を通じた学び、反省、方向性の見直し

    実験診断士は、この分類案を見て「確かに、これなら分かりやすい」と納得した。

    絵文字を使った分類も見やすくて良いと思った。

    でも、ここでまた疑問が浮かんだ。


    第3ラウンド:分類を変更したくなったらどうする?

    実験診断士:
    「分類を将来変更したくなった時にはどうしたらよいか」

    実験を続けていくうちに、最初に決めた分類が合わなくなることもあるかもしれない。そんな時、柔軟に対応できるのだろうかと心配になったのだ。

    AI:
    「とても良い質問です。『分類を後から変更したくなる』というのは、HP運営を続けていれば必ず出てくる自然な流れです。安心してください。WordPressでは分類の変更は柔軟にできます」

    AIは、3つのケースに分けて説明してくれた。

    ケース1:手動で「実験ノート」に分類を作っている場合(HTMLリスト方式)

    固定ページに自分で見出しとリンクを書いている場合は、新しい分類見出しを追加したり、古い分類を削除したり、該当記事のリンクを別のリストに移すだけでOK。つまり、「WordPressの本文を編集して並び替える」だけで済む。データベース的な影響もなく、安全だという。

    AIは「大きな変更をする前にページを『複製』してバックアップしておくと良い」とアドバイスしてくれた。「Duplicate Page」などの無料プラグインで簡単にできるらしい。

    ケース2:WordPressの「カテゴリー」機能で分類している場合

    もし今後、各投稿を「カテゴリー」で分類して、「実験ノート」ページでカテゴリー別一覧を自動生成したい場合は、管理画面の「投稿 → カテゴリー」で新しい分類(カテゴリー)を追加し、各投稿を新しいカテゴリーに再分類すればいい。

    ただし、古いカテゴリーを削除すると、カテゴリーURL(例:/category/ai/)が消えるため、301リダイレクト設定をしておくとSEO的に安全だという。

    投稿URL自体(?p=515など)は変わらないので、リンク切れは起きないとのことだった。

    ケース3:タグ(キーワード)を使う場合

    「記事テーマを横断的に整理したい」とき(例:AI活用 × SEO改善など複合テーマ)は、カテゴリーとは別に**タグ(tag)**を使うのがおすすめだという。タグは「補助的な分類」として活躍し、後から自由に追加・変更できる。

    AIは、3つの方法を比較した表も示してくれた。

    そして、「最初は手動リストで柔軟に構成を試すのが最適。運営が軌道に乗り、『分類が固まった』と思えた時点で、WordPressのカテゴリー管理に切り替えるのがスムーズ」とアドバイスしてくれた。

    実験診断士は、このアドバイスを聞いて安心した。

    でも、ここでさらに考えた。

    「最初から『カテゴリー分類』にしたほうが、後々楽なんじゃないか?」


    第4ラウンド:カテゴリー分類で、順番も自由に変えられる?

    実験診断士:
    「カテゴリー分類が良いと思うが、分類ごとに記事を並べる際に順番を自由に並び替えることもできるか」

    実験診断士は、時系列順ではなく、テーマの流れや読みやすさを考えて、自分で順番を決めたいと思った。

    AI:
    「とても良い判断です。『カテゴリー分類』で整理していくのは、後々の自動化・SEO・構造管理の点で最も拡張性が高い方法です」

    そして、「順番を自由に変えられるか」という質問に対して、AIはこう答えた。

    「WordPressでは**『標準のままでは自由に並び替えはできない』けれど、いくつかの方法で簡単に自由並び替えが可能**になります」

    AIは、4つの方法を説明してくれた。

    方法①:プラグインで並び替え(一番簡単、おすすめ)

    「Post Types Order」という無料プラグインを使う方法。コード不要で、マウス操作だけで順番を変えられる。カテゴリーごとに並び替えも可能。

    使い方は簡単で、WordPress管理画面の「プラグイン → 新規追加」から「Post Types Order」をインストールして有効化するだけ。すると、管理画面の「投稿一覧」へ移動したときに、投稿タイトルの左に「ドラッグハンドル(≡)」が出て、ドラッグ&ドロップで順番を変更できるようになる。

    並び順は「全体」でも「カテゴリー別」でも記憶され、SEOへの悪影響もないという。

    方法②:コードで制御する方法(少し上級)

    テーマにコードを追加することで、任意の順(例:投稿日・更新日・タイトル順など)に設定可能。ただし、この方法はテーマのテンプレートを編集する必要があるため、「Twenty Twenty-Five」を使っている現状ではブロックテーマ対応がやや複雑。そのため、最初はプラグインを使うのが安全で確実だという。

    方法③:投稿日時を利用して並べ替える(小技)

    WordPressの「並び順」は基本的に投稿日順(新しい順)なので、各記事の投稿日を調整するのも簡単な方法。ただし、日付を変更すると「記事の時系列」が変わるため、実験ログとして残す場合はおすすめしないとのこと。

    方法④:「固定ページ + ショートコード」で完全自由並び

    将来的には、カテゴリーごとの記事一覧を自分の「実験ノート」固定ページ内に並べる形にしたいなら、ショートコードで投稿を呼び出して、順番を手動指定する方法もある。プラグイン「Display Posts」を使えば、カテゴリーごとに順番を細かく制御できるという。

    AIは、4つの方法を比較した表も示してくれて、「Post Types Order」を使うのが最適だとアドバイスしてくれた。

    実験診断士は、「なるほど、プラグインを使えば簡単にできるんだな」と理解した。

    でも、ここでまた疑問が浮かんだ。

    「そもそも、どんなカテゴリー項目にすればいいんだ?」


    第5ラウンド:カテゴリー項目をAIに考えてもらう

    実験診断士:
    「これまでのブログ記事の内容から適切なカテゴリー項目を考えてもらうことはできるか」

    実験診断士は、自分でカテゴリー項目を考えるのも良いが、AIに提案してもらったほうが客観的で良いかもしれないと思った。

    AI:
    「もちろんできます。実験診断士HPのこれまでのブログ内容(=AIとのホームページ構築実験、SEO・SNS運用、WordPress設定、表記事・裏記事構成など)を踏まえると、以下のようなカテゴリー構成案が適しています」

    AIは、6つのカテゴリー案を提示してくれた。

    ① ホームページ実験シリーズ
    内容:実験診断士がAIと一緒にホームページをゼロから構築していく過程。固定ページやテーマ設定、デザイン調整など「サイトづくり」の記録。
    該当記事例:「ホームページの見た目をよくしたい──AIと考える第一歩」「カードデザインでページをつなぐ」「トップリンクの改善を考える」

    ② AI活用ノウハウ
    内容:AIとのやり取りで学んだプロンプト設計、記事生成のコツ、SEO対策の再利用テンプレートなど。
    該当記事例:「SEO対策チェック用プロンプト」「AIに”問いかける”ことから始めよう」「裏記事の作り方とルール整理」

    ③ ブログ運営・SNS連携
    内容:ブログ記事の作成・投稿・SNS拡散の工夫。各SNS(Facebook, X, Instagram, LinkedIn)向けの投稿最適化。
    該当記事例:「ブログに何を書けばいい?」「SNS投稿文をAIで自動生成する」「記事タイトルのSEO対策を考える」

    ④ 実験診断士の裏側
    内容:「裏記事」シリーズ。AIとのやり取りや実験過程をそのまま記録。表では見えない試行錯誤・理解の深化を可視化。
    該当記事例:「ホームページの上部リンクをもっとわかりやすくしたい(裏記事)」「カード形式デザインを試すまでの過程」「AIとのやり取りを振り返って」

    ⑤ 中小企業×AI活用のヒント
    内容:実験を通じて見えた、実務に使えるAI活用の考え方。診断士としての応用例や中小企業支援の視点。
    該当記事例:「AIを中小企業の”第2の相談役”にする方法」「AIに任せすぎない”使いこなし”の考え方」

    ⑥ お知らせ・活動報告
    内容:セミナー登壇、受賞、発表、更新情報など。(将来追加予定でもOK)

    さらに、AIは「補助分類(タグとして設定すると良い項目)」も提案してくれた。

    WordPress設定、SEO、SNS運用、ChatGPT活用、実験記録、表記事/裏記事、プロンプト設計、中小企業支援、記事タイトル改善、デザイン・UI改善など。

    実験診断士は、このカテゴリー案を見て「これはすごく良い。これまでの記事内容をよく反映している」と感じた。

    でも、ここで一つの問題が浮上した。

    「実際に、どの記事をどのカテゴリーに入れればいいんだ?」


    第6ラウンド:記事一覧を取得したい

    実験診断士:
    https://jikken-shindanshi.com/wp-admin/edit.php?post_type=post&mode=list これを読むことはできる?」

    実験診断士は、WordPress管理画面の投稿一覧ページのURLを見せて、AIがそこから記事一覧を読み取れるか試してみた。

    AI:
    「いいえ、そのリンク(WordPress管理画面の投稿一覧)から”これまでのブログ記事すべての内容”(タイトル・URL・カテゴリ等)をこちらで直接読み取ることはできません」

    やはり、AIは管理画面にアクセスできないようだ。

    AI(続き):
    「ですが、代替案として次のような方法で対応できます:

    1. あなたのサイトから投稿タイトル+URLをCSVやExcel等でエクスポートして、そのデータをこちらに貼ってもらう。
    2. または、主要な投稿記事タイトルとURLだけをこちらにリストアップしてもらって、その情報を元にカテゴライズ案を作成する」

    実験診断士は、「なるほど、エクスポートすればいいのか」と理解した。

    でも、エクスポートの方法が分からない。


    第7ラウンド:エクスポートの方法を教えてもらう

    実験診断士:
    「投稿タイトル+URLをCSVやExcel等でエクスポートする方法を教えて」

    AI:
    「とても良い質問です。WordPressでは投稿タイトル+URLを簡単にCSVまたはExcel形式でエクスポートする方法がいくつかあります。以下で、代表的な3つの方法を紹介します。(★印は初心者におすすめのやり方です)」

    AIは、3つの方法を説明してくれた。

    ★ 方法①:プラグイン「WP All Export」を使う(最も簡単で自由度が高い)

    WordPress管理画面からプラグインをインストールし、エクスポートしたい項目(post_title、post_url)を選んでCSVで保存する方法。手順も詳しく説明してくれた。

    方法②:WordPress標準の「ツール → エクスポート」機能を使う(簡易版)

    左メニューの「ツール → エクスポート」から「投稿」を選び、「エクスポートファイルをダウンロード」をクリックすると、XMLファイルがダウンロードされる。ただし、このままだと人間が見づらいので、Excelなどで加工する必要がある。または、このXMLを渡してもらえれば、タイトルとURLを抽出して整形できるという。

    方法③:プラグインを使わずSQLや関数で取得(上級者向け)

    コードを使って取得する方法。

    実験診断士は、「方法②が一番簡単そうだ」と思った。

    プラグインをインストールするのも良いが、標準機能で済むならそのほうが手軽だと感じたからだ。

    そこで、実際に試してみることにした。


    第8ラウンド:XMLファイルをエクスポートした

    実験診断士は、WordPressの管理画面を開いた。

    左メニューから「ツール → エクスポート」を選び、「投稿」を選択して、「エクスポートファイルをダウンロード」をクリックした。

    すると、「WordPress.2025-10-22.xml」というXMLファイルがダウンロードされた。

    実験診断士は、このファイルをAIに渡した。

    実験診断士:
    「方法②でXMLを得た」

    AI:
    「受け取りました。XMLファイル(WordPress.2025-10-22.xml)の中から、投稿記事のタイトルとURLを抽出して一覧表を作成できます」

    AIは、次のように進められると説明してくれた。

    次の手順:

    1. 私がこのXMLファイルを解析し、すべての投稿(postタイプ)のタイトル+URL一覧を抽出します。
    2. その一覧を表形式(タイトル/URL)で提示します。
    3. その後、各記事を内容に基づいて最適なカテゴリーに自動分類します。

    そして、AIは確認してきた。

    AI:
    「確認ですが、『固定ページ(page)』ではなく、『投稿(post)』のみを対象にしてよいですか?(=ブログ記事の一覧を作る目的で)」

    実験診断士は、「そう、投稿だけでいい」と答えた。

    AIは、「OKであれば、すぐに抽出とカテゴリ分類作業に進みます」と言ってくれた。


    ここまでの振り返り

    今日の作業は、ここまで進んだ。

    実験診断士は、AIとのやり取りを通じて、次のことを学んだ。

    1. 固定ページ「実験ノート」を作る手順
    固定ページを作成し、記事一覧を表示する方法には「手動リスト」と「自動生成」の2通りがある。

    2. 記事を分類してまとめることの重要性
    単に時系列で並べるのではなく、内容ごとに分類することで、読者にとって分かりやすく、SEO的にも効果がある。

    3. 分類は後から変更できる
    手動リストなら本文を編集するだけ。カテゴリー分類なら、カテゴリーを変更すればいい。柔軟に対応できる。

    4. カテゴリー分類 + 順番の自由並び替えが可能
    「Post Types Order」というプラグインを使えば、ドラッグ&ドロップで順番を変えられる。

    5. カテゴリー項目の具体案
    AIが提案してくれた6つのカテゴリー(ホームページ実験シリーズ、AI活用ノウハウ、ブログ運営・SNS連携、実験診断士の裏側、中小企業×AI活用のヒント、お知らせ・活動報告)は、これまでの記事内容をよく反映している。

    6. 投稿タイトル+URLのエクスポート方法
    WordPressの標準機能「ツール → エクスポート」を使えば、XMLファイルでエクスポートできる。

    7. AIがXMLを解析して一覧表を作成できる
    エクスポートしたXMLファイルをAIに渡せば、タイトルとURLの一覧表を作成してくれる。


    今日の成果と次のステップ

    今日のゴールは「固定ページ『実験ノート』を作り、そこに投稿記事のリストを作って、リンクで飛べるようにする」ことだった。

    そのための準備として、

    • 作業の流れを理解した
    • 記事を分類してまとめる考え方を確認した
    • カテゴリー分類にすることを決めた
    • カテゴリー項目の案を作った
    • 投稿タイトル+URLのエクスポート方法を学んだ
    • 実際にXMLファイルをエクスポートした

    ここまで進めることができた。

    次は、AIがXMLファイルを解析して、各記事をカテゴリーに分類し、実際に「実験ノート」ページを作っていく作業に入る。


    AIとのやり取りで学んだこと

    今日のAIとのやり取りで、実験診断士はいくつかの重要なことを学んだ。

    1. 質問を具体的にすることの大切さ

    最初に「どういう順番で作業をすればよいか教えて」と具体的に聞いたことで、AIは的確な手順を示してくれた。漠然とした質問ではなく、「何をしたいのか」を明確に伝えることが大事だと改めて感じた。

    2. 疑問をその都度解消していくこと

    「分類を変更したくなったらどうする?」「順番を自由に並び替えることもできるか?」など、疑問が浮かんだらその都度AIに聞いた。一つずつ疑問を解消していくことで、理解が深まり、不安も消えていった。

    3. AIは代替案を提示してくれる

    WordPress管理画面のURLを読み取れないとわかったとき、AIは「代替案」として「CSVやExcelでエクスポートして貼ってもらう」方法を提案してくれた。できないことを伝えるだけでなく、別の方法を示してくれるのがAIの良いところだと思った。

    4. AIは比較や表でまとめてくれる

    カテゴリー分類の方法や、記事の並び替え方法など、複数の選択肢がある場合、AIは表で比較してくれた。視覚的に整理されているので、どれが自分に合っているか判断しやすかった。

    5. 初心者に優しい説明をしてくれる

    AIは常に「初心者にも分かるように」説明してくれた。専門用語を使うときは、その意味も説明してくれたし、手順も一つずつ丁寧に示してくれた。これは、実験診断士がプロンプトテンプレートで「初心者が理解できないような専門用語は使わない」と指定していたからだろう。

    6. AIは段階的に提案してくれる

    最初から「これをやりなさい」と決めつけるのではなく、「方法Aと方法Bがあります。どちらにしますか?」と選択肢を示してくれた。実験診断士が自分で判断できるように配慮してくれていると感じた。

    7. AIは「次のステップ」を示してくれる

    やり取りの最後に、必ず「次はこうしましょう」と次のステップを提示してくれた。これによって、実験診断士は迷わず前に進むことができた。

    今日の実験で見えてきたこと

    今日の作業を通じて、実験診断士はいくつかのことに気づいた。

    1. ホームページ運営には「整理」が不可欠

    記事を書くことは大事だが、それと同じくらい「記事を整理すること」も大事だと実感した。記事が増えてくると、どこに何があるのか分からなくなる。だからこそ、「実験ノート」のような「目次ページ」を作ることが重要なのだ。

    2. 分類は「後から変えられる」という安心感

    最初に「分類を将来変更したくなったらどうする?」と聞いたのは、「一度決めたら変えられないのではないか」という不安があったからだ。でも、AIが「柔軟に変更できる」と教えてくれたことで、安心して分類作業に取り組めるようになった。

    3. WordPressには便利な機能がたくさんある

    「Post Types Order」というプラグインを使えば、ドラッグ&ドロップで順番を変えられる。「WP All Export」を使えば、記事一覧を簡単にエクスポートできる。WordPressには、初心者でも使える便利な機能がたくさんあることを知った。

    4. AIは「具体例」を示してくれる

    カテゴリー項目を考えてもらったとき、AIは抽象的な説明だけでなく、「該当記事例」も示してくれた。これによって、「ああ、あの記事はこのカテゴリーに入るのか」と具体的にイメージできた。

    5. エクスポート機能を知っておくと便利

    WordPressの「ツール → エクスポート」機能を使えば、投稿記事のデータをXML形式でエクスポートできる。このデータをAIに渡せば、一覧表を作成してくれる。この方法を知っておくと、今後も役立ちそうだ。

    今日のやり取りで「納得した瞬間」

    今日のやり取りの中で、実験診断士が「なるほど!」と納得した瞬間がいくつかあった。

    納得の瞬間1:分類することの意味

    「記事を分類してまとめる」という考え方について、AIが3つの理由(読者が見つけやすい、SEOに効果、自分が整理できる)を説明してくれたとき、「確かに、その通りだ」と納得した。

    単に「分類したほうがいい」と言われるだけでなく、「なぜ分類したほうがいいのか」を理論的に説明してもらえたことで、深く理解できた。

    納得の瞬間2:分類は後から変えられる

    「分類を将来変更したくなったらどうする?」という質問に対して、AIが「柔軟に変更できる」と3つのケースを説明してくれたとき、「ああ、安心だ」と納得した。

    特に、「手動リストなら本文を編集するだけ」という説明は、シンプルで分かりやすかった。

    納得の瞬間3:カテゴリー分類 + 順番の自由並び替え

    「カテゴリー分類が良いと思うが、順番を自由に並び替えることもできるか」という質問に対して、AIが「Post Types Order」というプラグインを紹介してくれたとき、「これだ!」と納得した。

    「カテゴリー分類」と「順番の自由並び替え」の両方を実現できる方法があることを知って、安心した。

    納得の瞬間4:カテゴリー項目の具体案

    AIが提案してくれた6つのカテゴリー項目を見たとき、「これはすごく良い」と納得した。

    特に、「該当記事例」も一緒に示してくれたことで、「ああ、あの記事はこのカテゴリーに入るのか」と具体的にイメージできた。

    納得の瞬間5:エクスポート方法の説明

    AIが3つのエクスポート方法を説明してくれたとき、「なるほど、こういう方法があるのか」と納得した。

    特に、「方法②(WordPress標準の『ツール → エクスポート』機能)が簡易版」という説明は、初心者の自分にとって分かりやすかった。


    今日のやり取りで「学んだ技術的なこと」

    今日のやり取りを通じて、実験診断士は技術的なことをいくつか学んだ。

    学び1:固定ページと投稿の違い

    WordPressには「固定ページ(page)」と「投稿(post)」がある。固定ページは「会社概要」「お問い合わせ」など、あまり更新しないページに使う。投稿は「ブログ記事」など、頻繁に更新するコンテンツに使う。

    今回作る「実験ノート」は固定ページで、そこに投稿記事の一覧を表示する、という構成だ。

    学び2:カテゴリーとタグの違い

    カテゴリーは「大きな分類」に使う。タグは「補助的な分類」「横断的な分類」に使う。

    例えば、カテゴリーは「ホームページ実験シリーズ」「AI活用ノウハウ」など。タグは「WordPress設定」「SEO」「ChatGPT活用」など。

    一つの記事には、一つのカテゴリーを設定し、複数のタグを設定することができる。

    学び3:プラグインの使い方

    WordPressには「プラグイン」という拡張機能がある。管理画面の「プラグイン → 新規追加」から検索して、インストール・有効化するだけで使える。

    「Post Types Order」は記事の並び順を変えるプラグイン。「WP All Export」は記事データをエクスポートするプラグイン。「Duplicate Page」はページを複製するプラグイン。

    必要に応じてプラグインを使うことで、WordPressの機能を拡張できる。

    学び4:HTMLの基本的な書き方

    記事一覧を手動で作る場合、HTMLで書く必要がある。

    html

    <h2>見出し</h2>
    <ul>
      <li><a href="URL">記事タイトル</a></li>
    </ul>

    <h2>は見出し、<ul>はリスト、<li>はリスト項目、<a href="URL">はリンク、という意味だ。

    学び5:エクスポート機能

    WordPressには「ツール → エクスポート」という機能がある。ここから「投稿」を選んでエクスポートすると、XML形式でデータをダウンロードできる。

    このXMLファイルには、投稿記事のタイトル、URL、本文、日付などの情報が含まれている。

    学び6:301リダイレクト

    カテゴリーを削除すると、そのカテゴリーのURLが消える。その場合、「301リダイレクト」を設定しておくと、古いURLにアクセスした人を新しいURLに自動的に誘導できる。これはSEO的にも重要だという。

    まとめ:今日の実験で得られたもの

    今日の実験(2025年10月22日)は、「固定ページ『実験ノート』を作る」という目標のもと、AIと一緒に進めてきた。

    具体的には、

    • 作業の流れを理解した
    • 記事を分類してまとめる考え方を確認した
    • カテゴリー分類にすることを決めた
    • カテゴリー項目の案を作った
    • 投稿タイトル+URLのエクスポート方法を学んだ
    • 実際にXMLファイルをエクスポートした

    ここまで進めることができた。

    AIとのやり取りを通じて、実験診断士は多くのことを学んだ。技術的な知識だけでなく、「AIとの対話の仕方」「疑問を解消する大切さ」「完璧を目指さない柔軟さ」など、HP運営に必要な考え方も身につけることができた。

    次のステップは、AIにXMLファイルを解析してもらい、各記事をカテゴリーに分類し、実際に「実験ノート」ページを作っていく作業だ。

    この実験は、まだ途中だ。でも、一歩ずつ前に進んでいる。

    それが、実験診断士HPの価値であり、魅力なのだと思う。

    ※表記事はこちら:表記事を見る
  • 裏記事:WordPressの基本構造を理解する──投稿・固定ページ・テーマ・プラグインの関係を整理する(2025/10/21)

    WordPressの基本構造を理解する──投稿・固定ページ・テーマ・プラグインの関係を整理する

    実験診断士:
    今日は2025年10月21日。
    昨日の記事で「WordPressの基本構造を理解する」というテーマについて触れたが、今日はさらに理解を深めたい。
    WordPressを使うときによく出てくる「投稿」「固定ページ」「テーマ」「プラグイン」という言葉。
    この4つは必ず触れる機能だけど、まだ頭の中で整理しきれていない。
    どの機能がどこに関係しているのか、操作する目的を見極めるためにも、全体像を把握しておきたいと思う。

    AI:
    とても良いテーマですね。
    WordPressを理解する第一歩は、この「4つの要素」の関係を整理することです。
    ざっくりイメージすると、WordPressは「家」のような構造です。

    • テーマは「家の外観や内装デザイン」
    • プラグインは「後から取り付ける便利な設備」
    • 投稿は「日々の生活記録」
    • 固定ページは「玄関・台所・寝室」などの“固定された部屋”

    つまり、テーマとプラグインが“家の仕組み”を形作り、投稿と固定ページが“中に置くコンテンツ”ということです。

    実験診断士:
    なるほど。
    家の例えはわかりやすい。テーマ=外観、プラグイン=設備、投稿と固定ページ=中の内容というイメージね。
    家でいうと、どこに何を置くかを考えるようなものだと思うと理解しやすい。
    でも、投稿と固定ページってどちらも中身を作る機能に見える。
    この2つは明確に分けて考えるべきものなのかな?

    AI:
    はい、多くの初心者がここで混乱します。
    投稿と固定ページの違いは、「時間の流れに沿うかどうか」です。

    • 投稿(Post)はブログやニュースのように、時間順に積み重なっていく情報です。
    • 固定ページ(Page)は、常にサイト内に“固定された場所”として存在する情報です。

    投稿は時系列で流れていく記事、固定ページは位置づけが固定された記事という区別です。

    実験診断士:
    なるほど。
    これまで私は記事を「実験記録」として投稿してきたけど、本当は記録をためていくイメージ——実験ノートのように——で整理したかった。
    そうなると、本来は投稿ではなく固定ページの中で記事をためていくほうがよいのかな?

    AI:
    そうですね。投稿でも固定ページでも記事をためていくことは可能ですが、違いは「読者にどう見せたいか」にあります。

    • 投稿は「日々更新されている」という流れを見せたい場合に向いています。
    • 固定ページは「情報を整理してまとめたい」「体系的に見せたい」場合に向いています。

    例えば実験診断士さんのサイトでは、「表記事」は更新される流れを見せるために投稿を使い、「裏記事」は整理された実験ノートとして固定ページでまとめる、といった運用が考えられます。

    実験診断士:
    なるほど、投稿は“流れ”を見せるため、固定ページは“蓄積する”ため、というわけか。
    それなら私がやりたい「実験ノート」を体系的にまとめるには固定ページの方が向いているね。
    そして表記事はその日の出来事や進捗を投稿として公開していく、と。

    AI:
    はい、その通りです。投稿と固定ページを役割で分けることで、管理もしやすく、読者も理解しやすくなります。

    実験診断士:
    わかった。では、この理解をもとに全体像を整理したい。

    WordPressの構造イメージ

    要素家の例え役割
    テーマ家の外観・内装サイト全体の見た目やレイアウトを決める
    プラグイン後から取り付ける設備機能を追加する(例:SEO、フォームなど)
    投稿日記帳・ブログ時系列で積み重なる記事
    固定ページ部屋(玄関・台所・寝室)常設の情報ページ、体系的に整理される情報

    実験診断士:
    この表にするとわかりやすい。テーマとプラグインが“家の設計と機能”、投稿と固定ページが“中身”ということだね。
    投稿と固定ページの使い分けも、時間軸か固定情報かで決めると整理できる。

    AI:
    はい。テーマを変えても中身は消えません。テーマは“どう見せるか”を決めるだけです。

    実験診断士:
    そうか、デザインを変えても記事はそのまま残るのか。だから安心してテーマを変更できるんだね。

    AI:
    その通りです。中身はデータベースに保存され、テーマはそれを見せる方法を決めるだけです。
    この構造を理解すると、サイト運営やリニューアル、SEO対策がずっと楽になります。

    実験診断士:
    今日の学びを整理するとこうなるね。

    1. WordPressは「家」のような構造で考えるとわかりやすい。
    2. 投稿は時間の流れに沿う記事、固定ページは恒常的な記事。
    3. テーマ=外観・デザイン、プラグイン=追加機能。
    4. デザインとコンテンツは分離されているので、テーマ変更でも中身は残る。
    5. 投稿と固定ページを役割で分けると、運営も管理も整理しやすい。

    AI:
    完璧です。ここまで理解できれば、WordPressの基本構造はほぼ把握できました。
    次回はテーマ「Twenty Twenty-Five」の構造を具体的に見ていくと理解がさらに深まります。

    実験診断士:
    ありがとう。今日はここまでにして、明日はテーマを詳しく見てみよう。今回の内容を復習しながら進めると理解が定着しやすいね。

    ※表記事はこちら:表記事を見る

  • WordPressの基本構造を理解する──投稿と固定ページの違いと使い分け方(2025/10/21)

    WordPressの基本構造を理解する──投稿と固定ページの違いと使い分け方(2025/10/21)

    今日は2025年10月21日。
    昨日の記事で「WordPressの基本構造を理解する」ことを目標に掲げた。
    その続きとして、今日はWordPressの全体像と、特に「投稿」と「固定ページ」の関係についてじっくり学んでみた。

    私はこれまで、実験診断士HPで記事を「投稿」機能を使って書き溜めてきた。
    けれども最近、「実験記録」という性質を考えると、固定ページの中で整理したほうがいいのでは?と思うようになった。
    この違いをしっかり理解しておかないと、将来的にサイト全体の構造がぐちゃぐちゃになってしまうかもしれない。
    そこで今日は、AIと一緒に、WordPressの“骨格”を見える化してみた。


    WordPressは「家づくり」に似ている

    AIが最初に見せてくれたのは、WordPressを家にたとえたイメージだった。
    これが本当にわかりやすかった。

    • WordPress本体:家の「骨組み」や「土台」。
       この構造がしっかりしていないと、どんな装飾をしても崩れてしまう。
       つまり、WordPress本体はサイトを動かすための基本システムだ。
    • テーマ(Theme):家の「デザイン」や「間取り」。
       どんな雰囲気の家にするかを決める。
       和風にするのか、モダンにするのか。テーマを変えるだけでサイト全体の印象ががらりと変わる。
    • プラグイン(Plugin):家の「追加設備」。
       防犯カメラやエアコン、太陽光発電のようなもの。
       つまり、標準装備にはない便利な機能を後から自由に追加できる。
       たとえば「お問い合わせフォームを作る」「SEO対策を強化する」「表示速度を速くする」など、目的に応じて拡張していく。
    • 投稿(Post)と固定ページ(Page):家の中の「部屋」や「ノート」。
       どちらも住人(私)が情報を置く場所だが、性質がまったく違う。
       ここが今日の学びの中心テーマになる。

    この全体像を見た瞬間、頭の中が整理された。
    「なるほど、WordPressって、システムではなく“仕組み全体”で考えるべきなんだな」と。


    投稿と固定ページ──似ているけど、本質が違う

    WordPressを少し使ってみると、投稿も固定ページも「記事を書く場所」として同じように見える。
    実際、どちらもエディターの画面はほとんど変わらない。
    だが、AIの説明によると、この二つは「目的」と「仕組み」が根本的に違う。

    投稿:流れのある情報を積み重ねる場所

    投稿は「日記」「ブログ」「お知らせ」など、時系列でどんどん増えていく情報を扱うためのもの。
    新しい投稿をすると古いものが下に流れていく──まるで新聞やニュースサイトのような仕組みだ。

    カテゴリやタグを使って整理できるのも投稿の強み。
    「WordPress実験」「SNS実験」「SEO実験」といったテーマごとに分類すれば、後でまとめて振り返るのがとても楽になる。

    RSS配信にも対応しているので、読者が更新情報を自動で受け取ることもできる。
    つまり、「動きのある情報」=投稿 というわけだ。

    固定ページ:変わらない情報を置く場所

    一方、固定ページは「会社概要」「お問い合わせ」「サービス紹介」など、内容が頻繁に変わらない情報を置くためのものだ。
    時系列とは無関係で、常に同じURL・同じ場所に存在し続ける。

    AIはこれを「家の中の部屋」と表現していた。
    玄関やキッチンのように、家の中に常にあるもの──それが固定ページ。
    つまり、「動かない情報」=固定ページ というわけだ。


    両者の違いを整理してみる

    観点投稿固定ページ
    情報の性質流動的・時系列で積み上がる恒常的・構造を支える
    表示順新しい順に並ぶ任意に配置できる
    分類機能カテゴリ・タグで整理できる使えない(階層構造で整理)
    主な用途ブログ・お知らせ・実験記録などトップページ・会社概要・お問い合わせなど
    検索エンジンでの扱い更新頻度を評価されやすい安定したページとして評価される

    どちらが「正しい」というよりは、「どんな目的で情報を発信するか」によって選ぶ場所が違う、ということだ。


    実験記録はどちらで書くべきか?

    私はこれまで「投稿」で実験記録を書いていたが、次第に「これは固定ページで蓄積するべきでは?」と思うようになっていた。
    なぜなら、実験記録は“ノートのように整理して見返したい”からだ。

    しかし、AIの説明を聞いて納得した。
    実は「記録を積み重ねる」目的なら、やはり投稿のほうが向いている。
    WordPressの設計上、投稿はもともと“増えていく情報”を扱う前提で作られているからだ。

    たとえば「実験テーマ別のカテゴリ」を作っておけば、あとから一覧でまとめることもできる。
    さらに、検索・フィルタ・月別アーカイブなども自動で生成される。
    つまり、「実験を記録する」には投稿が最適 なのだ。


    一方で、固定ページは「まとめ役」として使える

    とはいえ、「実験ノートのように整理して見たい」という気持ちは大事だ。
    AIの提案は、その両立を叶える方法だった。

    たとえば──

    • 投稿:個々の実験記事(例:「WordPressテーマを変更してみた」)
    • 固定ページ:「実験ノート」(カテゴリごとのリンクを整理したまとめページ)

    固定ページを“ノートの表紙”として位置づけ、
    そこから各投稿(=実験メモ)へリンクしていく構成にすれば、読者にもわかりやすく、自分も管理しやすい。

    こうすれば、
    📄 固定ページ=全体の設計図
    🗞 投稿=日々の観察・記録
    という関係が生まれる。


    今後の構成イメージ

    AIと話し合った結果、次のような構成をイメージしている。

    固定ページ「実験ノート」
     ├─ 投稿カテゴリー「ホームページ実験」
     │   ├─ 記事1:WordPressの初期設定
     │   ├─ 記事2:テーマを変更してみた
     │   └─ 記事3:SEOチェックをしてみた
     │
     ├─ 投稿カテゴリー「SNS実験」
     │   ├─ 記事1:Instagram投稿の検証
     │   └─ 記事2:X(旧Twitter)の反応比較
    

    こうすれば、固定ページは“全体を見渡せるノート”、
    投稿は“細かい実験データ”という形で整理できる。

    後からテーマごとにリンクを追加したり、記事一覧を自動生成することも可能だ。
    これがまさに「WordPressらしい整理の仕方」だと感じた。


    今日の気づきと今後の方針

    今回の学びで特に印象的だったのは、「見た目が同じでも、役割はまったく違う」ということ。
    私はこれまで、「投稿も固定ページも同じように記事を書けるから、どっちでもいい」と思っていた。
    けれども、サイトを長く運営していくと、この違いを理解しているかどうかで“構造の見通し”が大きく変わる。

    • 投稿は流動的な情報を扱う
    • 固定ページは構造を支える

    この二つを意識して運営することで、
    WordPressは「単なるブログ」ではなく「生きたサイト」になっていく。

    そして今後は、実験ノート(固定ページ)を整備して、
    自分の記録を体系的に見せていく構成を試してみたいと思っている。


    まとめ

    • WordPressは家づくりのような構造でできている
    • 投稿と固定ページは「動く情報」と「動かない情報」
    • 実験記録は投稿で積み上げ、固定ページでまとめるのが最適

    WordPressを深く理解するほど、自分のサイトの「設計意図」も明確になる。
    今日学んだことは、今後の運営の基礎になる重要な一歩だった。

    ※裏記事の詳細はこちら:裏記事を見る

  • 裏記事:AIの指示どおりにできない──WordPressの“表示の違い”に悩んだ日(2025/10/20)

    AIの指示どおりにできない──WordPressの“表示の違い”に悩んだ日

    実験診断士:
    今日は2025年10月20日。昨日はこの記事の内容をもとに、実際にWordPress上で作業を進めようと試みた。しかし、うまくいかなかった。

    AI:
    どんなところでつまずいたのですか?

    実験診断士:
    AIの指示に従って操作しようとしたが、WordPressの表示形式がAIの説明と違っていた。どのボタンを押せばよいのか、どの画面で作業すればよいのかが分からず、途中で諦めてしまった。

    1. AIの指示とWordPress画面の違いの理由

    実験診断士:
    これはChatGPTの無料版を使っているからでしょうか?有料版なら最新のWordPress画面に対応していますか?

    AI:
    無料版だから表示が違うわけではありません。WordPressは頻繁にアップデートされ、テーマやブロックエディター(Gutenberg)の仕様も変わります。そのため、AIの学習情報と現在の画面が一致しないことがあります。

    2. テーマやプラグインによる差異

    AI:
    さらに、あなたが使っているテーマやプラグインの影響も大きいです。
    あなたは最初から「Twenty Twenty-Five」を使っていますが、このテーマによって編集画面の構成やブロックのUIが独自に設定されています。AIの説明と画面が違うのは、このテーマ固有の仕様も関係しています。

    実験診断士:
    なるほど。AIが間違っているのではなく、自分の環境に固有の違いがあるから、操作がわかりにくかったのだ。

    3. 有料版での対応は可能か

    実験診断士:
    有料版を使えば、今のWordPress画面と同じ説明がもらえるのでしょうか?

    AI:
    有料版(GPT-5など)ではより新しい情報を参照でき、Web検索機能を使えば最新情報も確認可能です。ただし、テーマやプラグインの固有仕様までは再現できません。

    実験診断士:
    つまり、有料版でも完全に一致するわけではないのですね。

    4. AIに頼りすぎることのリスク

    実験診断士:
    AIの指示を文字通り操作しようとしても、ボタンの位置や名前が違うと作業が止まってしまう。AIに頼りすぎていると、ほんの些細な違いで前に進めなくなると気づきました。

    AI:
    AIは「考え方」を示すツールです。実際の画面では違いが生じるため、ユーザー自身が操作を解釈する力が重要です。

    5. 基礎知識の必要性

    実験診断士:
    AIの指示を理解するには、WordPressの仕組みをある程度知っておく必要がありますね。

    AI:
    はい。投稿と固定ページの違い、テーマとブロックエディターの関係、プラグインとウィジェットの役割を理解しておくと、AIの指示がより明確に理解できます。

    6. AIと人の協働

    実験診断士:
    AIは手段であり、自分自身の理解がなければ前に進めない。少しでも基礎を理解することで、AIの指示を自分の環境に合わせて活用できる。

    7. WordPress初心者が学ぶべき基礎3選

    ① WordPressの構造

    テーマ、投稿、固定ページ、ウィジェットなどの構成要素を理解する。どの部分がデザインで、どの部分が記事構造なのかを区別できると操作が楽になる。

    ② ブロックエディター(Gutenberg)の基本

    段落、見出し、画像、カラムなどのブロック操作を理解する。ブロックの追加・削除・入れ替えが自由にできるとページ作成がスムーズになる。

    ③ テーマとプラグインの違い

    テーマは見た目を決めるもの、プラグインは機能を追加するもの。違いを理解しておけば、AIの「この機能を使いましょう」という指示がすぐ理解できる。

    8. まとめ

    AIは手段であり、操作するのは自分自身。WordPressの基礎を少し学ぶことで、AIの指示を理解し、自分の環境に応用できるようになる。AIと協働しながら少しずつ学ぶことで、前に進める力を育てることができる。

    ※表記事はこちら:表記事を見る

  • 裏記事:ホームページの上部リンクをもっとわかりやすくしたい(2025/10/18)

    裏記事(2025/10/18)ホームページ上部リンク改善

    裏記事(2025/10/18)

    ホームページの上部リンクをもっとわかりやすくしたい

    実験診断士:
    今日は2025年10月18日。
    ホームページの固定ページの上部にあるリンクを、もっとわかりやすく変更したい。
    今まで検討してきたカード形式でもいいけど、一般的にはどんな方法があるか知りたい。
    もしスクリーンショットが必要なら、貼り付けるので指示して。

    AI:
    了解しました。
    上部リンクの改善には、いくつかのアプローチがあります。
    今のデザインがどうなっているかによって最適な提案が変わるので、よければスクリーンショットを見せてください。

    実験診断士:
    了解。
    スクリーンショットを貼るね。
    (画像をアップロード)
    使っているテーマは「Twenty Twenty-Five」だよ。

    AI:
    ありがとうございます。
    Twenty Twenty-Fiveですね。
    このテーマはブロックエディター中心の新しい構成で、デザインの自由度が高い一方、初期状態ではメニューリンクが少し地味になりがちです。

    上部リンク(ナビゲーション)をより分かりやすくするには、例えば次のような方法があります。

    • ①ボタン風デザイン:背景色や角丸を付けてクリックしやすく見せる。
    • ②固定ヘッダー:スクロールしても上部に常に表示されるようにする。
    • ③アイコン+テキスト:文字とアイコンを組み合わせて直感的に。
    • ④ハンバーガーメニュー化(スマホ向け):画面が狭いときに折りたたむ。

    どの方向で進めたいですか?

    実験診断士:
    ボタン風、固定ヘッダーで、さらに可能であればアイコン+テキスト併用にしたい。

    AI:
    なるほど、理想的な組み合わせですね。
    それだと、「見た目」「操作性」「認識しやすさ」を同時に改善できます。
    確認ですが、「トップページ全体に適用」というのは、サイト全体で共通表示にしたい、という意味でしょうか?それともトップページ(ホーム)だけですか?

    実験診断士:
    「トップページ全体」って言い方が曖昧だったね。
    全てのページで使いたい。

    AI:
    了解しました。
    全ページ共通で固定ヘッダーを使いたいということですね。

    WordPressの「Twenty Twenty-Five」テーマでは、
    「外観 → エディター → テンプレートパーツ → ヘッダー」を編集することで、全ページに共通のヘッダーを設定できます。

    ここにナビゲーションブロックを追加し、CSSで固定化すれば、すべてのページにボタン風のリンクが上部に表示されるようになります。

    実験診断士:
    なるほど。
    じゃあ、具体的にはどんな構成がいい?アイコンとかも付けられる?

    AI:
    もちろん可能です。
    構成のイメージとしてはこんな感じです。

    • 基本構成
      「外観」→「エディター」→「テンプレートパーツ」→「ヘッダー」で編集。
      「ナビゲーション」ブロックを挿入し、固定ページ(ブログ、ノウハウ、問い合わせなど)をリンク。
    • デザイン
      CSSで各リンクに背景色・角丸・余白を設定して“ボタン風”に。
      スクロールしても上に残るように position: fixed; top: 0; を使用。
      背景に白または半透明を指定し、軽く影(box-shadow)を追加。
      固定ヘッダーの高さ分、本文の上に padding-top を入れる。
    • アイコン+テキスト
      Font Awesome などのアイコンフォントを利用。
      例:🏠ホーム、📘ブログ、💡ノウハウ、✉️問い合わせ。
      アイコンはテキストの左に配置。
    • レスポンシブ対応
      スマホでは横並びから縦に切り替え。
      メニューを中央揃えにして読みやすく。

    実験診断士:
    すごく整理されてるね。
    この方法なら、全ページで共通表示される?

    AI:
    はい。
    「テンプレートパーツ → ヘッダー」で設定したものは、WordPressが自動的に全ページに適用します。
    つまり、一度整えればすべてのページに同じヘッダーが表示されます。

    実験診断士:
    なるほど。
    まだ実際の編集まではしていないけど、全体の方針は見えてきた感じだね。

    AI:
    そうですね。
    次のステップでは、実際にブロックエディターでメニューを編集し、CSSを追加してボタン風・固定ヘッダー化する段階に進めばOKです。
    アイコンを入れる部分も、Font Awesomeを有効化してクラス指定すればすぐに反映できます。

    実験診断士:
    了解。
    今日はこの方針をまとめて表記事にしておこう。
    実際の作業は次回に進めようと思う。

    ※表記事はこちら:表記事を見る

  • WordPressでヒーローエリアを設置する方法【Twenty Twenty-Five】(2025/10/13)

    WordPressでヒーローエリアを設置する方法【Twenty Twenty-Five】(2025/10/13)

    投稿日:2025年10月13日

    今日はWordPressのトップページに「ヒーローエリア」を設置する作業に挑戦しました。初心者にとっては少しハードルが高く感じるかもしれませんが、実際にやってみると意外とシンプルです。この記事では、Twenty Twenty-Fiveテーマでのヒーローエリア作成手順を詳しく解説します。

    ヒーローエリアとは?その重要性

    ヒーローエリアとは、Webサイトのトップページ最上部に配置される大きなビジュアルエリアのことです。訪問者が最初に目にする部分であり、サイトの印象を大きく左右します。

    ヒーローエリアの主な役割:

    • サイトの第一印象を決定する
    • 訪問者の注意を引きつける
    • サイトのメッセージを視覚的に伝える
    • コンバージョン率の向上に貢献する

    Twenty Twenty-Fiveでの設置方法

    ステップ1:背景画像の選定

    まず考えたのは「どの画像を背景にするか」でした。著作権の問題を避けるため、私はUnsplashなどのフリー素材サイトを利用しました。

    画像選びのポイント:

    • 高解像度(最低1920×1080px推奨)
    • サイトのコンセプトに合った雰囲気
    • 文字を重ねても読みやすい構図
    • 著作権フリーの素材を使用

    私の場合は、温かみのある木目の作業机の写真を選びました。

    ステップ2:フロントページの編集画面を見つける

    Twenty Twenty-Fiveは「フルサイト編集(FSE)対応」テーマです。しかし、管理画面を見ても「フロントページ」という項目が見当たらず、少し戸惑いました。

    解決方法: トップページは固定ページとして作成されていることが分かりました。そのため、WordPress管理画面から「固定ページ」→該当のページを選んで編集します。

    ステップ3:カバーブロックの使い方

    WordPressのブロックエディタで「カバーブロック」を使用します。

    設定手順:

    1. ブロック追加から「カバー」を選択
    2. 背景画像をアップロードまたは選択
    3. 見出しとサブコピーのテキストを入力
    4. オーバーレイの濃さを調整(文字の視認性を確保)
    5. 文字色、フォントサイズを設定

    ステップ4:デザインの微調整

    編集作業で特に時間がかかったのが、以下の調整です:

    視認性の改善:

    • テキストが背景に埋もれないよう、オーバーレイの濃さを50〜70%程度に設定
    • 文字サイズを大きめに調整
    • コントラストを確認しながら文字色を決定

    レスポンシブ対応:

    • スマートフォン表示でのプレビュー確認
    • モバイルでのフォントサイズ調整
    • タブレット表示での見え方チェック

    完成後の感想と今後の改善点

    形としてのヒーローエリアが完成し、トップページの印象が大きく変わりました。完璧とは言えませんが、サイト全体がぐっと引き締まった印象です。

    やってみて分かったこと: ヒーローエリアは単なる装飾ではなく、「サイトの第一印象を決める重要な要素」だということ。訪問者が最初の3秒で判断するため、ここでの印象がサイト全体の評価につながります。

    まとめ:初心者でもヒーローエリアは作れる

    WordPress初心者でも、Twenty Twenty-Fiveのカバーブロックを使えば、プロフェッショナルなヒーローエリアが作成できます。重要なのは、適切な画像選び、読みやすいテキスト配置、そしてレスポンシブ対応の確認です。

    あなたのサイトでも、ぜひヒーローエリアの設置に挑戦してみてください。第一印象が変わることで、訪問者のエンゲージメントも向上するはずです。


  • 裏記事:トップページにカード形式のナビゲーションを作った日(2025/10/11)

    今日のテーマ

    ホームページからブログやノウハウ集に飛ぶためのカードを作る

    以前AIから「トップページに入口となるカードを設置しては?」って提案されてたんだよね。それがずっと気になってて、今日ようやく実行に移すことにした。

    最初の疑問:「デザイン改良」って何から始めればいい?

    俺がAIに最初に伝えたのは、こんな漠然とした要望だった。

    実験診断士:

    今日はホームページのデザインを改良したい。具体的にはブログ一覧やノウハウ集をカード形式にしてリンクしやすいようにしたい。

    正直、この時点では「カード形式」が何を指すのかも曖昧だったし、どこをどう変えればいいのかも分かってなかった。

    AI:

    了解しました。確認ですが、今日のテーマは次の内容でよいですね。

    テーマ:ホームページのデザイン改良(ブログ一覧・ノウハウ集をカード形式にして見やすくリンクしやすくする)

    進め方を整理すると、以下の2ステップになります。

    🔹ステップ1:なぜカード形式にしたいと思ったのか、どんなレイアウトをイメージしているか
    🔹ステップ2:HTML+CSSによるカードデザイン例を示します

    確認させてください:

    • 今回は「ブログ一覧」と「ノウハウ集」を同じカードデザインで表示したいですか?
    • サイト全体のテイスト(例:シンプル/和風/モダンなど)があれば教えてください。

    AIが聞いてくれたおかげで、自分が何をしたいのか整理できた気がする。でも、まだ具体的なイメージは湧いてなかった。

    疑問②:AIはどうやって今のサイトを把握するのか?

    実験診断士:

    改善したいホームページのURLはhttps://jikken-shindanshi.com/である。

    URLを伝えれば、AIが勝手にサイトを見て判断してくれると思ってた。でも違った。

    AI:

    そのURLを直接閲覧できないので、現在のブログ一覧ページのレイアウトやノウハウ集ページの現状を簡単に教えてもらえますか?

    あ、そうか。AIはURLだけじゃ中身が分からないんだ。

    実験診断士:

    ブログのURLはhttps://jikken-shindanshi.com/?page_id=191。
    ノウハウページのURLはhttps://jikken-shindanshi.com/?page_id=418

    AI:

    URLの中身を直接確認することができないので、スクリーンショットをアップロードしてもらうか、現在の構成を文字で説明してもらえますか?

    ここで初めて「スクリーンショットが必要なんだ」って気づいた。言葉で説明するのは面倒だったから、画面キャプチャを撮ってアップロードした。

    AIがサイトの見た目を理解してくれた

    AI:

    画像ありがとうございます。全体としては、白背景+シンプルな構成ですね。清潔感があり、カード形式との相性も良いです。

    これを踏まえると、ブログ一覧・ノウハウ集を「統一感を保ちつつ見やすくする」ために、カードデザインを提案します。

    (カードデザインのHTMLコードを提示)

    次のステップとして、確認したいです:

    • カードの中に表示したい要素(例:タイトル/投稿日/カテゴリ/抜粋など)
    • WordPressテーマ(例:Cocoon, Lightning, Twenty Twenty-Fourなど)
    • ブログ一覧とノウハウ集、両方に共通で使うか、それとも分けるか

    おお、スクリーンショット一枚で話が進んだ。でもまた質問が来た。

    疑問③:「WordPressテーマ」って何?どこで確認するの?

    実験診断士:

    カードの中に表示したい要素:カテゴリ、アイキャッチ画像
    WordPressテーマ:Twenty Twenty-fiveだと思うがどこで確認できるか?
    今回のカードレイアウトを「ブログ一覧ページ」と「ノウハウ集ページ」両方に共通で使う

    正直、WordPressテーマって何のことか分かってなかった。たぶんTwenty Twenty-Fiveだと思うけど、確信はなかった。

    AI:

    完璧です。方向性は次の通りですね。

    ✅ 改良方針の整理

    • 対象ページ:ブログ一覧ページ、ノウハウ集ページ(共通デザイン)
    • 表示要素:カテゴリ、アイキャッチ画像、記事タイトル
    • 目的:カード形式で見やすく・リンクしやすく・統一感を出す
    • テーマ:おそらくTwenty Twenty-Five

    🔍 WordPressテーマの確認方法
    WordPress管理画面から「外観 → テーマ」をクリックすると、現在「有効」になっているテーマ名が表示されます。

    管理画面の「外観 → テーマ」で表示されているテーマ名を教えてもらえますか?

    あ、こうやって確認すればいいのか。すぐに管理画面を開いて確認した。

    実験診断士:

    Twenty Twenty-Fiveだった。
    まずは具体コードを書いて

    疑問④:コードをどこに貼ればいいの?既存の内容は消えない?

    AIがカードデザインのコードを出してくれた。でも、次の疑問が湧いた。

    実験診断士:

    このコードを今のホームページのどこにでもよいので、貼ればよいのか?今までの記載はそのままでよいのか

    これ、すごく大事な疑問だと思う。コードを貼って、もし今ある内容が全部消えたらどうしよう、って不安だった。

    AI:

    とても良い質問です。はい、このカードレイアウトは既存の内容を壊さずに”追加”できる形です。

    ✅ 貼り付け位置について

    💡 ① ブログ一覧ページにカードを表示したい場合

    • WordPress管理画面 → 「固定ページ」→ 「実験診断士の検討記録(ブログ)」を開く
    • +ボタンから「カスタムHTMLブロック」を追加
    • そこに先ほどのカードHTMLをそのまま貼り付ける
    • 「更新」ボタンを押して保存

    これでブログページの中にカードが並びます。既存のリスト表示はそのまま残してOK。後で「どちらが見やすいか」比較できます。

    💡 ③ 今ある記載は削除しなくてOK
    いまのテキストやリスト形式の内容は残したままで構いません。カードを追記する形が安全です。

    安心した。「追加」なら、失敗してもやり直せる。

    疑問⑤:俺が本当に欲しいのはこれじゃない?

    ここで、俺は自分の要望を整理し直した。ブログ一覧ページのカードじゃなくて、トップページに置く「入口カード」が欲しかったんだ。

    実験診断士:

    ホームページからブログやノウハウ集に飛ぶためのカードを作って欲しい

    AI:

    なるほど、非常に良い方向です。今度は「ホームページ(トップページ)から、ブログ一覧・ノウハウ集ページへ飛ばすカード」を作りたいということですね。

    つまり、トップページ上で、「ブログを見る」「ノウハウ集を見る」という2枚のカードを並べてリンクさせる。

    (トップページ用カードリンクコードを提示)

    🧭 貼り付け位置のおすすめ
    トップページ(固定ページ)を編集し、「プロフィール紹介」や「概要」の下に貼ると自然です。

    そうそう、これが欲しかった。最初の説明が曖昧だったから、AIも違う方向で考えてたんだな。

    疑問⑥:もっと「診断士らしい」デザインにできない?

    コードは出来たけど、もう少し欲張ってみた。

    実験診断士:

    診断士らしい知的な印象
    カードにアイコン追加
    マウスホバーでタイトル色を変えて欲しい

    AI:

    了解しました。以下は、「診断士らしい知的な印象」を意識してデザインしたカードのHTML+CSSコードです。

    特徴:

    • シンプルで上品なデザイン(白地+影+柔らかい余白)
    • 各カードにアイコン(Font Awesome使用)
    • タイトルにマウスホバー時の色変化(知的なブルー系)

    (Font AwesomeのCDNリンクとカードコードを提示)

    💡設置方法
    上記コードをWordPressなら固定ページやウィジェットのHTMLブロックにそのまま貼り付けてOKです。

    カードのリンク先(href部分)は実際のURLに合わせて変更してください。

    これだ。ペン、電球、黒板のアイコンがついて、ホバーすると色が変わる。イメージ通りだった。

    実装:いよいよコードを貼り付ける

    AIから受け取ったコードを、実際にトップページに貼り付けることにした。

    手順はこうだ:

    1. WordPress管理画面にログイン
    2. 「固定ページ」からトップページを開く
    3. 編集画面で「+」ボタンをクリック
    4. 「カスタムHTML」ブロックを選択
    5. AIからもらったコードをそのまま貼り付け
    6. リンク先のURLを実際のページURLに修正
    7. 「更新」ボタンを押す

    ドキドキしながら「更新」ボタンを押した。

    成功:ちゃんと表示された!

    サイトを開いて確認すると、トップページにカードがきれいに並んでいた。

    • ペンのアイコンがついた「ブログ」カード
    • 電球のアイコンがついた「ノウハウ集」カード
    • 黒板のアイコンがついた「セミナー情報」カード

    マウスを乗せると、タイトルが知的なブルーに変わる。スマホで見ても、ちゃんと縦に並んで表示される。

    既存の内容も消えていない。AIが言ってた通り、「追加」になっていた。

    今日の気づき:素人がAIを使う時のポイント

    今日の作業を振り返って、素人の俺が気づいたことをまとめておく。

    ① AIはURLだけじゃサイトを見られない
    スクリーンショットを撮って見せるのが一番早い。

    ② 自分が何をしたいのか、最初は曖昧でいい
    AIと話しながら、だんだん具体化していく。途中で「あ、違う」って修正してもOK。

    ③ 「既存の内容が消えないか」は必ず確認する
    これ、素人は絶対不安になるポイント。遠慮せず聞いたほうがいい。

    ④ WordPressテーマとか、専門用語は聞けばいい
    「どこで確認できるか?」って聞けば、丁寧に教えてくれる。

    ⑤ コードの意味が分からなくても、貼れば動く
    完全に理解してなくても大丈夫。まずは貼って、動かしてみる。

    ⑥ 実装は怖くない
    手順通りにやれば、ちゃんと動く。失敗しても、元に戻せる。

    まとめ:AIと一緒なら、素人でもデザイン改良ができる

    今日、トップページにカード形式のナビゲーションを実装できた。

    デザインの知識もコーディングの経験もない俺が、AIと対話しながら形にできた。

    重要なのは、「完璧を目指さない」「ちょっとずつ良くする」こと。

    今日の改良で、訪問者がブログやノウハウ集に辿り着きやすくなったはずだ。

  • ホームページをカード型に改善|AI活用で実現した方法(2025/10/11)

    ホームページをカード型に改善|AI活用で実現した方法(2025/10/11)

    AIからの提案を実行に移す日

    少し前、AIと今後のホームページ運営について話していたときに、こんな提案を受けていた。

    「トップページに、ブログやノウハウ集への入口となるカードを設置してはどうでしょうか」

    確かに、今のトップページはシンプルすぎて、訪問者がどこに何があるのか分かりにくい。ブログを読みたい人も、ノウハウを探している人も、迷ってしまうかもしれない。

    その提案が頭に残っていて、今日ようやく実行に移すことにした。

    「ホームページからブログやノウハウ集に飛ぶためのカードを作って欲しい」

    そうAIに伝えると、すぐに対応してくれた。

    まずはテーマの確認から

    AIがまず確認してきたのは、「どんな要素をカードに表示したいか」ということだった。

    私は「カテゴリ」を入れたいと答えた。訪問者が一目で「ここはブログだ」「ここはノウハウ集だ」と分かるようにしたかった。

    次に聞かれたのは、使っているWordPressのテーマ名。正直、自分でも把握していなかったので、AIに教えてもらいながら管理画面の「外観 → テーマ」で確認すると「Twenty Twenty-Five」だった。

    ここまで確認できたところで、AIは具体的なHTMLとCSSのコードを提示してくれた。

    トップページ用のカードデザイン

    AIが出してくれたコードは、トップページ専用のカードデザインだった。

    画像、タイトル、説明文がセットになっていて、各カードがそれぞれのページへのリンクになっている。スマホでは1列、PCでは複数列に自動で並ぶレスポンシブ対応も組み込まれていた。

    カードは白地にシンプルな影がついていて、マウスを乗せると少し浮き上がるような動きがある。Twenty Twenty-Fiveのフラットなデザインにも自然に馴染みそうだ。

    「どこに貼ればいいのか」という疑問

    コードを見ながら、ふと疑問が浮かんだ。

    「このコードを今のホームページのどこにでもよいので、貼ればよいのか?今までの記載はそのままでよいのか?」

    私は既存の内容を壊してしまうのではないかと心配だった。

    AIは丁寧に答えてくれた。このカードレイアウトは既存の内容を壊さずに「追加」できる形になっているとのこと。WordPressの「カスタムHTMLブロック」に貼り付ければ、今ある内容はそのまま残せる。

    安心して進められそうだ。

    「診断士らしい知的な印象」を目指す

    ここでさらに要望を伝えた。

    「診断士らしい知的な印象にしたい。カードにアイコンを追加して、マウスホバーでタイトル色を変えて欲しい」

    AIは、Font Awesomeというアイコンライブラリを使ったコードを提示してくれた。ペンのアイコン、電球のアイコン、黒板のアイコン。それぞれのカードに意味を持たせるデザインだ。

    ホバー時にタイトルがブルー系に変わる仕様も組み込まれていて、「知的で落ち着いた印象」という要望にぴったりだった。

    コードの構造を少し理解する

    AIが出してくれたコードを眺めていると、いくつかのパターンが見えてきた。

    まず、<style>タグの中にデザインの設定が書かれている。カードの幅、余白、影の付け方、ホバー時の動きなど。ここを変えれば見た目を調整できる。

    次に、<div class="card-container">という部分。これがカード全体を囲む枠のようなものらしい。

    そして、個別のカードは<a href="..." class="info-card">で囲まれていて、その中に<i>(アイコン)、<h3>(タイトル)、<p>(説明文)が入っている。

    完全に理解できたわけではないが、「どこを変えれば何が変わるか」が少しずつ見えてきた。

    実装の流れを確認する

    AIに教えてもらった実装の流れは、次のようなものだった。

    1. WordPressの管理画面で「固定ページ」のトップページを開く
    2. 「+ボタン → カスタムHTMLブロック」を追加
    3. 提示されたコードをそのまま貼り付ける
    4. リンク先のURLを実際のものに変更する
    5. 「更新」ボタンを押して保存
    6. 実際のページを開いて表示を確認する

    この流れなら、私でもできそうだ。

    重要なのは、「いきなり全部変えない」ということ。まずはトップページで試してみて、問題がなければ他のページにも展開していく。そうすれば、失敗しても元に戻せる。

    レスポンシブ対応の重要性

    AIが提示してくれたコードには、「レスポンシブ対応」が最初から組み込まれていた。

    スマホで見たときに崩れない。PCで見たときには横に複数並ぶ。この調整を自分でやろうとしたら、かなり苦労しただろう。

    Twenty Twenty-Fiveというテーマに合わせた調整もされていて、余白感やフォントの雰囲気が自然に馴染むようになっている。

    こういう細かい配慮が、AIと一緒に作業する利点だと感じた。

    カスタマイズの余地を残す

    今回作ったカードデザインは、あくまで「ベース」だ。

    実際に使ってみて、「もう少し影を濃くしたい」「色を変えたい」「アイコンを別のものにしたい」といった要望が出てくるかもしれない。

    その時は、またAIに相談すればいい。コードのどこを変えればいいのか教えてもらえるし、場合によっては修正版のコードを出してもらえる。

    完璧を目指すのではなく、「ちょっとずつ良くする」。それが、この実験プロジェクトの進め方だ。

    次の一歩は「実装して確認すること」

    今回AIと一緒に作ったのは、あくまで「コード」であって、実際にサイトに反映させるのはこれからだ。

    貼り付けて、表示を確認して、おかしなところがあれば修正する。その繰り返しで、少しずつサイトは良くなっていくはずだ。

    デザインの知識がなくても、コーディングの経験がなくても、AIと対話しながら進めれば形にできる。それを改めて実感した一日だった。

    今日もまた一歩、前に進めた気がする。

    ※裏記事の詳細はこちら:裏記事を見る

  • 初心者でも簡単!ホームページの見た目をよくするAI活用術(2025/10/8)

    初心者でも簡単!ホームページの見た目をよくするAI活用術(2025/10/8)

    初心者でも簡単!ホームページの見た目をよくするAI活用術

    久しぶりに、ホームページのデザインについてAIと話をした。
    最近、自分のホームページを見ていて、どうも見た目がシンプルすぎると感じていた。
    ブログやノウハウ集のリンクは並んでいるものの、クリックしたくなる魅力が弱い。

    中身には力を入れてきたつもりだが、「外見」が追いついていない気がした。


    ◆ AIに相談してみた

    私:
    「ホームページの見た目って、AIは判断できるの?」

    AI:
    「はい。方法は2つあります。
    1つ目はサイトを分析する方法。
    2つ目はスクリーンショットや説明から判断する方法です。」

    AIにトップページとメニューの画像を送ってみたところ、次のコメントが返ってきた。


    ◆ AIによるデザイン診断

    AIコメント:
    「全体的に落ち着いた印象で、白を基調に読みやすい構成です。
    ただ、視覚的な“引き”が弱い点が課題です。
    最初に訪れた人が“ここを見てみよう”と感じる要素が少ないため、クリックにつながりにくいデザインです。」

    確かに、自分でも「クリックしたい場所」がないと思っていた。


    ◆ AIが提案した改善ポイント

    • ヒーローエリア(最上部)にキャッチコピー+写真を設置
    • ボタン色にアクセントカラーを追加
    • ブログやノウハウ集を「おすすめ3選」としてカード型で配置
    • スクロールにふわっとした動きを追加
    • プロフィールや活動写真を掲載して「誰が運営しているか」を可視化

    AI曰く、今のデザインは“静的”で読み物としては良いが、
    「クリックを生み出す構造が弱い」とのことだった。

    視覚的なリズムがあると、「何かが始まりそう」という期待感が生まれるらしい。


    ◆ 気づき

    自分では“見やすいシンプルさ”を意識していたが、
    シンプル=地味になっていた可能性がある。

    目的が「伝えること」なら整理された情報で十分。
    しかし目的が「クリックしてもらうこと」なら、視覚的工夫が必要だ。

    まずは、AIと一緒に理想の見た目を整理する段階から始めることにした。


    ◆ 次のステップ

    AIによれば、次はデザイン案(モック)を画像で作ることも可能らしい。
    「こう見せたい」というイメージをもとに、AIがトップページのデザイン案を生成してくれるとのこと。

    今日の分析だけでも、自分が見落としていた視点に気づけた。


    👉 次回予告

    AIと一緒に作る「クリックしたくなるトップページ」──配色・レイアウト・動きのバランスを検討予定。

  • 初心者でもできる!AIとの対話でブログテーマを見つけるステップ(2025/10/6)

    初心者でもできる!AIとの対話でブログテーマを見つけるステップ(2025/10/6)

    ブログに何を書けばいい?

    「ブログを更新しないといけないのは分かっている。でも、何を書けばいいのか分からない。」
    中小企業の経営者であれば、一度はそんな悩みを感じたことがあるはずです。

    実は今日、私はある例をもとにAIと一緒に考えてみました。
    その例とは、製造業、特に金属加工業の経営者
    現場の仕事に追われる毎日。情報発信の専門家でもない。
    だからこそ、「何を書けばいいのか分からない」という壁に直面します。

    しかし、そんな経営者でもAIと対話を重ねることで、
    ブログの方向性が自然と見えてくる方法があります。
    それが、AIに“質問する”ところから始めるという考え方です。

    この記事では、
    「ブログの題材が思いつかない」と悩む経営者のために、
    AIとの対話を通じてブログテーマを導き出す6つのステップを紹介します。


    ■ ステップ1:最初の一言は「何を書けばいいか分からない」でいい

    まず最初に大切なのは、うまく質問しようとしないことです。
    あなたがAIに投げる最初の言葉は、次のようなもので構いません。

    「金属加工業を経営しています。ブログに何を書けばいいのか分かりません。」

    このシンプルな一言で十分です。
    AIはあなたの意図をくみ取りながら、少しずつ話を広げていきます。
    すると、AIはたいていこう返してきます。

    「まず、どんな目的でブログを書きたいですか?」
    「お客様に知ってもらいたいことはありますか?」
    「それとも採用や社員紹介など、社内向けの発信でしょうか?」

    このようにAIは、いきなり答えを出すのではなく、思考の整理を促す質問を返してくれます。
    それに答えるうちに、ぼんやりしていた自分の考えが、少しずつ輪郭を持ちはじめます。


    ■ ステップ2:「なぜ発信するのか」を明確にして方向性を見つける

    AIとの会話の中で、次に整理したいのが「発信の目的」、つまり方向性です。
    AIは次のようにあなたに問いかけるでしょう。

    「ブログを通じて、何を一番伝えたいですか?」
    「読者にどんな印象を持ってほしいですか?」
    「自社を一言で表すと、どんな会社ですか?」

    たとえば、あなたがこう答えたとします。

    「うちは小ロット短納期に強い町工場です。お客様が“困ったときに頼れる存在”だと感じてくれると嬉しいです。」

    するとAIはこう提案します。

    「“困ったときに頼れる会社”というテーマを軸に、現場の工夫やトラブル対応の裏側などを発信するとよさそうですね。」

    このように、AIとの対話を通じて、ブログの方向性=発信の軸が見えてきます。
    つまり、“何を書けばいいか分からない”状態から、“何を伝えたいのか”が明確になるのです。


    ■ ステップ3:読者像をAIと一緒に定義する

    次に重要なのが、誰に向けて書くのかという“読者像”の設定です。
    ここでのAIとのやり取りは、まるで顧客インタビューのようになります。

    AIはこう尋ねます。

    「あなたのブログを読むのは、どんな人たちだと思いますか?」
    「既存のお客様、新規顧客、取引先、地域の学生──どれが一番大切ですか?」
    「読者はどんな情報を知りたいと思っていますか?」

    あなたがこう答えたとします。

    「既存のお客様が中心ですね。あの会社はこういう人たちが頑張っているんだな、と親近感を持ってもらいたい。」

    するとAIは次のように具体化します。

    「それなら“お客様との距離を縮める”ブログが良さそうです。
    製品紹介ではなく、仕事に対する姿勢やチームの取組を伝える記事が向いていますね。」

    このようにAIは、あなたの言葉をもとに“想定読者”を明確にしてくれます。
    結果として、「誰に向けて」「何を伝えるのか」がより具体的になります。


    ■ ステップ4:読者に伝わる“切り口”を見つける

    方向性と読者像が見えてきたら、次は“切り口”です。
    同じテーマでも、切り口によって記事の印象は大きく変わります。

    AIはこう提案してくれるでしょう。

    「“技術力”を伝えるなら、製品の紹介ではなく“課題解決のプロセス”を語るのはどうでしょう?」
    「“人の力”を伝えたいなら、現場の社員のエピソードを中心にしてみましょう。」
    「“地域密着”を伝えたいなら、地域行事や他社との協力事例を書くとよいですね。」

    この段階になると、AIは単なるネタ出しではなく、読者に伝わる構成の方向性を示してくれます。

    例えば、あなたが「うちは人で勝負している会社だ」と答えたとします。
    するとAIはこう返すかもしれません。

    「では、“職人が語るモノづくり”というシリーズ記事はいかがですか?
    一人ひとりの技術や想いを紹介することで、信頼感を高められます。」

    このようにAIとの会話を通して、記事の“視点”や“語り方”が見えてくるのです。


    ■ ステップ5:「ではそのカテゴリーでテーマを30個挙げて」と依頼する

    ここまでで、

    • 発信の方向性
    • 読者像
    • 切り口

    の3つが整理できました。
    この状態で、あなたはAIに次のように依頼します。

    「“困ったときに頼れる会社”という方向性で、読者はお客様、切り口は“現場の工夫やチーム力”。
    その条件でブログの題材を30個挙げてください。」

    するとAIは次のようなリストを出してくれます。

    1. 納期変更に即対応した裏側
    2. 他社が断った案件を引き受けた理由
    3. 突発トラブルをチームで乗り越えた話
    4. “短納期”を実現するための工夫
    5. 社内で共有しているトラブル対応マニュアル
    6. 新人が成長したきっかけとなった案件
    7. 顧客から「助かった」と言われた事例集
    8. 技術者が誇る“ここだけの技”
    9. 不良ゼロを目指して実践している改善活動
    10. 町工場の朝礼で話していること

    …このように、AIは一度に多数の題材を整理して提示します。
    このリストを見れば、もう「何を書こうか」と悩む時間は必要ありません。
    そして何より、このリストはあなたの言葉と考えから生まれたものです。


    ■ ステップ6:AIとの対話を繰り返すうちに“自分の発信スタイル”が育つ

    テーマリストを手にした時点で、多くの経営者はこう気づきます。

    「ああ、自分にも伝えたいことがこんなにあったんだ。」

    AIとの対話を繰り返すうちに、
    単に“ネタを出す”だけでなく、
    “自分の会社をどう語るか”というスタイルが自然に形成されていきます。

    最初はただの質問のつもりでも、
    AIが投げ返す問いを通して、あなた自身の考えが整理され、
    やがて“言葉にできる強み”が見えてくるのです。

    AIはあなたの鏡のような存在です。
    問いかけ、考え、また問いかける――。
    その繰り返しが、ブログの内容を磨くだけでなく、経営者自身の発信力を育ててくれます。


    ■ まとめ:AIは“題材を出すツール”ではなく、“思考を整理する相棒”

    ブログのネタ探しに悩んだら、まずAIに相談してみてください。
    AIは魔法の答えをくれるわけではありません。
    しかし、あなたの中にすでにある“伝えるべきこと”を掘り起こす力を持っています。

    ステップをおさらいしましょう。

    1. 何を書けばいいか分からないと正直に伝える
    2. 発信の目的(方向性)を整理する
    3. 読者像を具体化する
    4. 読者に伝わる切り口を見つける
    5. テーマをAIにリスト化してもらう
    6. 対話を繰り返して、自分の発信スタイルを確立する

    この6つの流れをたどれば、
    「ネタがない」という悩みは自然に消えていきます。

    AIはあなたに代わって考える存在ではなく、
    あなたと一緒に考える“相棒”です。

    まずはこう話しかけてみてください。

    「製造業の経営者ですが、ブログに何を書けばいいか分かりません。」

    たったそれだけで、あなたの中に眠っていた物語が、
    AIとの対話を通して形になっていきます。
    ブログは“発信の場”であると同時に、
    “自分を見つめ直す場”でもあるのです。